フリーランスの歯科医師について 2020.11.18
歯科医師としてスキルや経験もついてきたし、そろそろフリーランスになろうかな!と思う方もいるのではないでしょうか。「そもそもフリーランスの歯科医師ってどうなの?」という方もいますよね。
ここではフリーランスの歯科医師について解説していきます!
フリーランスの歯科医師とは?
医師のフリーランスは聞いたことがあるけれど、歯科医師にもフリーランスがあることを初めて知る方もいるのはないでしょうか。 フリーランスとして働く場合には勤務医とは異なるため、所属する医院がありません。
また、基本的な契約形態は業務委託契約となることがほとんどです。 フリーランスの医師は契約期間が定められているので、働いた職場が合わなくても契約期間は満了しなければなりません。
しかし、歯科医師にはスポットという働き方もできます。 ここが医師と歯科医師のフリーランスの違いですね!
医師にはスポットという働き方がありません。 「スポットって何?」と思っている方もいますよね?
スポットはその日のみ働くことができる日雇いバイトのようなものです。
次の転職先が決まるまではアルバイトとして働きたいという方も。 安心してください!
JOB歯科ではスポットで働きたいという方にも対応しています! 今回はフリーランスの歯科医師の仕事内容から働き方までを説明していきますね。
フリーランス歯科医師の仕事は多岐に渡る
フリーランスの歯科医師の業務は多岐に渡ります。 臨床現場で働く人もいればコンサルタントとして活躍する方も。
臨床現場では歯科医師全般業務を担います。 自分の持つスキルに合わせて診療・治療を行います。
一方コンサルティング業務ではこれまでの経験を活かした業務コンサルを行う方がほとんどです。 フリーランス歯科医師として働く方の多くの方は臨床現場で治療をおこなっています。
歯科医師しかないスポットの仕事内容とは?
先程ご説明した歯科医師のスポットについてもっと知りたい!と思う方もいるのでは? ホワイトニングやインプラントでは歯科医師免許を持っている人がいるだけで施術が可能です。
このような仕事にはスポットが適しています。 一時的に働きたいという方にもおすすめの働き方がスポットです。
給料
フリーランスの歯科医師の場合、勤務医よりも高収入になることが多いでしょう。 もちろん、契約形態や地域等の要因で収入は増減します。
当然、長時間労働する歯科医師の方が高い年収を得ている傾向にあります。 勤務医の年収は約450万円~800万円とされています。
中には1,000万円を超える開業医等も存在するため、開業医と勤務医でも差がありますね! フリーランスの歯科医師では働けば働くほど高い年収を得ることができるので、勤務医の一般的な年収よりも稼げる可能性が高いです。
フリーランス歯科衛生士のメリット・デメリット
フリーランスの歯科医師として働く上で気になることがメリット・デメリットですよね!「いくら高収入といってもデメリットはあるでしょう?」と考える方も多いのでは。
フリーランスとして働く歯科医師のメリットとデメリットについて解説していきますね!
メリット
歯科医師のフリーランスを目指す上で気になることがフリーランスとして働くメリットではないでしょうか。歯科医師としてフリーランスで働く場合のメリットは主に以下3つです。
- 幅広い知識とスキルを身に着けることができる
- 自由度が高い
- 働き方によっては高収入を得られる
ここで挙げたメリットについてご紹介していきます。
幅広い知識とスキルを身に着けることができる
フリーランスで働くとなると、様々な医院で仕事をしますよね! そのため、様々な知識やスキルを身に着けることが可能です。
治療方法も働く医院によって異なります。 仕事をしながら、スキルを習得できるのもフリーランスで働くメリットの1つです。
自由度が高い
フリーランスで働く最大のメリットが自由度です。 フリーランスの場合、勤務先や所属先の拘束もないので自分が働きたい勤務地で働くことができます。
勤務時間も選択できるため、一般的な勤務医とは異なり、自由度が高いです。 これまでに勤務先で人間関係に悩んだ方もいるのではないでしょうか?
フリーランスなら自分に合わないなと思えば他の職場で働くこともできます。
働き方によっては高収入を得られる
フリーランスの歯科医師は働き方によっては高収入を得ることができます。 習得しているスキルや経験に応じて給料は異なりますが、一般的な勤務医よりも年収が高い傾向にあります。
収入の上限もないので、働いた分だけ給料を得られることも年収が高くなっている理由の一つです。
デメリット
これまでにフリーランスとして働く上でのメリットをお伝えしてきました。 さてそれではフリーランスの歯科医師として働くデメリットとは何でしょう?
フリーランス歯科医師のデメリットは主に以下の2つです!
- 自己管理が大変
- 収入が不安定 ローン審査が不利になることも
ここで挙げたフリーランス歯科医師のデメリットについてお話していきますね。
自己管理が大変
フリーランス歯科医師は自己管理が大変です。 勤務医の場合は確定申告や経費計算は働いている医院でおこなってくれますよね。
フリーランスの場合は自分で確定申告や経費計算を行わなければなりません。 これは非常に大変ですよね。
収入が不安定
勤務医であれば定期的に給料をもらえますが、フリーランスの場合はそうはいきません。 自分の働き次第では高収入を見込めますが、月によって収入の増減が出るため、正社員として働く歯科医師と比べて収入面が不安定になります。
とはいうものの歯科医師は国家資格を基に働く仕事なので、生活に仕事が無くて生活に困るという心配は少ないです。
ローン審査が不利になることも
フリーランスの方に共通することがローン等の審査が不利になる可能性があるということです。 正社員として働く歯科医師に比べてフリーランスの場合、ローンの審査が不利になります。
会社に属する方と個人事業主では金融機関の信用度も異なるため、マイホームの購入を検討しているという方も注意が必要ですね。
まとめ
歯科医師の方の中には「スキルも実績もつてきたし、そろそろフリーランスになろうかな!」と考えている方も多いのでは?
フリーランス歯科医師は勤務医と比べて大幅に年収を高くできる可能性があります。一方でその月によって収入の増減があるため、注意が必要です。
自由度が高い分、自己管理が必要になります。 経費や確定申告等の手続きも自分で行わなければなりません。
ローン審査についても正社員として働く歯科医師と比べて不利になるケースが多いです。これからフリーランス歯科医師になろう!と思っている方はメリット・デメリットをふまえた上で検討しましょう!